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年始挨拶とBIMについて

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

早速でございますが、弊社では昨年後半よりBIM(※)を導入し、その習得に社員一同取り組んでまいりました。

今年から新たに取り組む物件につきましてはすべてBIMにて設計を行う予定でおります。

これにより、クライアント様だけでなく、施工会社様、その協力会社様とも分かりやすく齟齬のない建築の情報を共有できる環境を構築すべく努力する所存でございます。

年々進化するデジタル社会に対応し、なお一層、建築設計という仕事を通じて社会に貢献していく所存でございますので引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

 

※BIMとは何か  (公益社団法人 日本建設情報技術センター HPより)

 

BIM(ビム)とはBuilding Information Modelingの略語で、そのまま直訳すると建築物に関する情報のモデリング手法となります。モデリング手法というとイメージが沸きにくいのですが、「ICTインフラの力でどう活用するか?」ということと言えなくありません。

 

このように大きな概念も含んでいるため、BIMには一言で説明しきれない様々な要素があります。例えば設計のプレゼンテーションにおいて3D-CG画像として使用されたり、施工の段階において壁の内部の見えない配管を画像出力したりもします。また、設計の段階において耐久性のシミュレーションに使用されたり、補修の段階において分析のために使用されたりもします。

 

つまり、BIMとはこれまでの建築のあり方を大きく変えることが期待される概念であり技術なのです。