3月半ばに完成していましたが、桜が開花したタイミングで写真を撮って来ました。
園から最初に木の温もりが感じられる建物というリクエストがありました。
そこで基本的なコンセプトとして「森の中にいるような保育園」にしようということで設計しました。
構造は木造準耐火構造とし、燃え代設計により保育室の梁は表しとしました。
外壁も準耐火の認定工法により1階部分は杉の羽目板張りとしました。
また、園のカラーであるモスグリーンの金属サイディングを2階外壁に採用しましたが、これは本園背後に聳える伊勢原市のシンボル大山の色でもあります。
晴れた日にはモスグリーンの切妻屋根の向こうには相似形の大山を望むことが出来ます。